描かれているのは「Henry IV chez Micheld(アンリ4世、ミシェル氏のもとで)」。アンリ4世は、フランス・ブルボン王朝初代の国王として知られ、戦乱を収め国を安定へ導いた人物です。その治世は「良王」と呼ばれるほど人々に親しまれました。 このプレートに描かれた場面は、庶民の家を訪れるアンリ4世の姿。気さくに人々と接する王の姿を表現し、当時の人々に「親しみやすい王」としてのイメージを伝えています。 端正なモノクロームの転写絵付けと、リース状の植物模様の縁取りが、クラシカルで気品ある佇まいを引き立てています。アンティークならではの経年の趣もまた、この一枚を特別な存在にしています。